10年戦士がメバリングラインの選び方を徹底解説!オススメラインもご紹介!

10年戦士がメバリングラインの選び方を徹底解説!オススメラインもご紹介!
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ここ数年でライトゲームの細分化がどんどん進み、その結果ラインの種類もたくさん出てきて、どのようにラインを選べば?おすすめのラインは?と皆さん悩んでいるのでは無いでしょうか?2010年からメバリングをやってきた経験から、私の独断と偏見でラインの選び方やおすすめのラインをご紹介します!

メバリングにオススメなラインの種類

PEライン、エステルライン、ナイロンライン、フロロカーボンライン、更にはエステルを編み込んだPEsラインなど、どんどん新たなラインが増えてくる中でメバリングに使うラインの特徴を説明しますね。

フロロカーボンラインとは?

比重が1.7前後となり、最も比重が高いラインになります。そのため、沈みやすく、横風にも強くなります。伸縮性も比較的伸びにくい素材のためナイロンラインと比べると感度が高いです。使用する糸の太さとしては3〜4lbがオススメです。

  • 比重    :★★★
  • 感度    :★★
  • 耐摩耗性  :★★★
  • 扱いやすさ :★★
  • 値段    :★★

PEラインとは?

比重が0.98前後となり、最も比重が低いラインになります。ライン自体が海水よりも比重が低いため水面に浮きます。そのためジグヘッド自体も沈みにくくなります。また、最も伸縮性が無いため高感度なラインとなります。比重や表面積の影響により風の影響を最も受けるラインです。耐摩耗性に弱くテトラなどに擦れると切れる恐れがあるので、ショックリーダーが必要です。フロートリグで使用する時は0.4〜0.6号、ジグヘッドやプラグを利用する時は0.1〜0.3号がオススメです。

  • 比重    :★
  • 感度    :★★★
  • 耐摩耗性  :★
  • 扱いやすさ :★
  • 値段    :★

ナイロンラインとは?

比重は1.12前後となり、沈むラインの中では海水の比重に一番近く、糸馴染みがいいです。伸縮性のある素材を使用しているため伸びやすく、感度は悪いですが、伸びる事によってテンションが抜けにくいためバラしにくいのも大きな特徴です。ライントラブルも起こりにく耐摩耗性もあるので、初心者が使うにはナイロンライン一択です。メバリングで使用する時は3〜5lbがオススメです。

  • 比重    :★
  • 感度    :★
  • 耐摩耗性  :★★
  • 扱いやすさ :★★★
  • 値段    :★★★

エステルラインとは?

比重は1.41前後となり、フロロカーボンラインの次に比重が高いです。伸縮性が低いので高感度ではありますが、耐摩耗性に弱く瞬間的な引っ張りにも弱いので切れやすいのが弱点です。ショックリーダーを使用する事である程度軽減はできますが、ドラグを出しながら釣りをする必要があるので、メバリングには不向きです。私は特定の条件以外での使用はオススメしません。どうしても使いたい方は最低0.4号以上あれば安心して釣りができるかなと思います。

  • 比重    :★★
  • 感度    :★★★
  • 耐摩耗性  :★
  • 扱いやすさ :★
  • 値段    :★★★

初心者が買うべきメバリングライン3選

それぞれのラインの特性をご説明したところで、結局どれがいいの?という質問が出て来そうなので、ここからは初心者が買うべき高コスパのメバリングライン3選をご紹介。

初心者の方にはやっぱりナイロンラインを使って欲しい。ただ粗悪なものではなくちゃんとしたメーカーがしっかり作った製品がやっぱりオススメ。

ラパラ マルチゲームナイロンライン 4lb

並行巻という方法で糸が巻かれている為、ラインが真円に近い形で使える為、切れにくかったりライントラブルになりにくいです。また300m巻で1000円をきる値段というのもオススメできるポイントです。

ダイワ バス-X ナイロン

このラインもナイロンラインの並行巻です。大手釣具メーカーのダイワがブラックバス用に販売しているラインですが、メバリングでも十分に使えます。

どうしてもPEラインが使いたい初心者の方にはこちら。

弾丸ブレイド ライトゲーム X4 150m 0.3号

コスパ最強PEライン。発売されてから今に至るまで市場を席巻しているラインです。安いだけではなく作りもしっかりしているので安心してオススメできます。

以上が初心者の方にお勧めするライン3選でした。

釣り場別、状況別オススメラインは?

ここからは玄人向けな専門的なお話。実際にフィールドに立つ時は、天気やポイントによって使うべきベストなラインは変わってきます。ここからはそこを具体的に説明させていただいます。商品によってスペックが違うので、具体的なオススメアイテムもご紹介します!

テトラ帯で風がある時に使うべきオススメライン

フロロカーボンラインの中でも素材により耐摩耗性に差がありますが、私が過去に使用してきたアイテムの中ではクレハ シーガー R18 フロロリミテッドが圧倒的にオススメ。値段は高いですがその価値があります。

テトラ帯で凪の時に使うべきオススメライン

テトラ帯のエリアでは攻め所はテトラ際となり水深は浅め。水深が浅いということもあり警戒心も高くなるため、飛距離も必要になります。この場合、オススメのラインはPEラインです。海水と比べPEラインは比重が軽いため水面に浮きます。これによりジグヘッドの沈下速度を遅くし、ラインが細くできるため飛距離が出せるようになります。

PEラインは製造メーカーよって品質に差が出ます。過去の経験からPEラインはYGKよつあみが最強です。その理由は8本編みで0.3号を実現している技術力です。YGKよつあみ リアルデシテックス WX8 0.3号が一番のオススメです。高いけど。。。使ってもらえると4本と8本の違いを実感できますよ!

フロートリグで狙う時に使うべきオススメライン

フロートリグとは元々沖にあるポイントを狙うために開発された仕掛けです。中通しタイプやFシステムと呼ばれる物もありますがどちらも遠投が必要です。遠投となるとラインを細くした方が有利です。また糸が沈むとアタリが出にくくなったり、アワセが効かなかったりする事があります。なので水面に浮くラインがいいという事になります。つまりPEラインがおススメです。

先ほどもご説明させて頂いた通り、PEラインはYGKよつあみがベスト。4本編みよりも8本編みの方が円に近くなる事もあり空気抵抗が減ります。なのでここでも8本編みのチョイスになります。リアルデシテックスがオススメ!ではありますがちょっと高すぎる。。0.4号になると実売価格で、もっと安いものがあります。鯛ラバーカスタム PE BORNRUSH WX8 0.4号 200mです。タイラバ用ですが問題無く使えるのでご心配なく!

風がある時にボトムワインドで狙う時に使うオススメライン

ボトムワインドとは、ダートするジグヘッドとワームをセッティングして、沖の敷石の境目やテトラと砂地の境目を狙う釣り方になります。なので飛距離がどうしても必要です。飛距離を稼ぐためにはPEラインなのですが、風が強く吹いているとどうしてもラインが流されてしまい、必要以上にジグヘッドが動いてしまう可能性があるので、やはり流されないラインがベスト。遠くでアタリを取る必要があるため、感度が必要となるのでここではエステルラインをオススメします。このシチュエーション以外はオススメしませんけどね。

エステルラインは素材の特性上、違いを出す事が難しそうで発売している太さから選択します。最低限で0.4号なのでやっぱり安心して使うには0.5号は欲しいところ。となると、YGKよつあみ チェルム アンバーコード S-PET ポリエステルがオススメ。一番太いところで0.8号まであります。

凪の時にボトムワインドで狙う時に使うオススメライン

先ほど書いた通り、ボトムワインドの狙い方として飛距離が必要です。凪という条件なので、ここでは飛距離と感度を両立するPEラインがオススメ。というより、メバリングで風が無ければPE一択ですね。

PEラインといえばYGKよつあみ、先ほどから高級ラインの8本編みばかり紹介していたので、今回は4本編みのオススメをご紹介。X−BRAID UPGRADE X4の0.2号がおススメです。

メバリングラインのメンテナンス方法は?

メバリングは海水で釣りをするという事もあり、メンテナンスも重要になってきます。

基本の水洗い

PEラインは特にそうなんですが、海水が乾くとになり塩になります。PEラインの編み込みの凸凹に塩が付着してキャストや巻き取り時に無駄に摩擦が発生して、ラインを痛めてしまいます。

釣行から帰ってきたら、リールのドラグをキツく締め水の浸入を防ぎ流水(できればぬるま湯で)で洗っていただくだけでOK。PEラインだけでは無く、全てのラインでやってみてください!これをやるとやらないとでは、ラインの長持ち具合が全然違います。

乾いたらスプレーでコーティング

水洗いだけでも、ラインの寿命はあきらかに伸びるのですが、さらに寿命を伸ばしたり、ライントラブルを防ぐという意味でもコーティング剤を添加してもらえるとなお良いです。オススメというか圧倒的に売れているアイテムは「PEにシュ」です。ちなみにPEラインに関わらず使っていただけるアイテムです。

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