10年戦士がメバリングロッドの選び方を徹底解説!これから始める方へ。

10年戦士がメバリングロッドの選び方を徹底解説!これから始める方へ。
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ライトゲームでアジングと人気を二分するメバリング。初夏から初冬はアジング、冬から梅雨まではメバリングと1年通して釣り分ける人も多いのではないでしょうか?そんなメバリングですがこれから始めたい!という人にはたくさんメーカーからいろいろな視点で制作されたメバリングロッドがたくさんあり、なにをポイントに選べば?と悩んでいる方も多いはず。今回はその辺りを出来るだけ簡潔にご説明させていただきますね。

メバリングロッドとは?

まずは、メバリングロッドとはどういうロッドなのか?と言うところから説明していきましょう。メバリングロッドだけあってメバルをルアーで狙う専用竿です!とまぁ、これは当たり前の話ですねw他の竿との具体的な違いは細身で軽く、バットと呼ばれる根本部分は強くティップと呼ばれる先端部分は細くて繊細。アジングロッドと比べるとやや胴調子(曲がる竿の頂点がバット寄り)なのでキャストしやすく魚を乗せやすいのが感じですね。

メバリングロッドでアジングできる?

よくメバリングロッドでアジングできる?という相談を受けますが、兼用したい場合は兼用できるモデルをを買いましょうw基本的にメバリングロッドでのアジングは向きません。。メバリングロッドの中でも先調子の物があるので、それをチョイスしましょう。

メバリングロッドを選ぶ時に確認するべきポイント

長さ

まずは長さから!それぞれ長さによって特性があります。ルアーロッドの長さ表記はft(フィート※30.48cm)とin(インチ※2.54cm)表記が一般的です。ただ、ちょっとアバウトなんですけどねw

ショートロッド(6〜7ft)

メバリングロッドとしては短めのタイプです。竿が短いことによって操作性が上がり、繊細なアクションでメバルを誘う事が可能です。使用するイメージとしては漁港のライト回りや水面までの高さが低い防波堤で使う感じですかね。足場が高かったりテトラ帯で使用する場合、ラインコントロールが難しくなるのでその辺りがデメリットです。

オールラウンドロッド(7〜8ft)

メバリングロッドで一番商品が多い長さです。理由はテトラ帯などでのラインコントロールができて、繊細なアクションも可能なギリギリの長さだからです。どんなシチュエーションでも使えるので商品数も多いという事。

ロングロッド(8ft以上)

メバリングロッドで一番長いタイプです。竿が長いと遠投がしやすくなるので、フロートリグやFシステムといった遠投してメバルを狙う時に使う竿です。竿が長いためジグヘッド単体のリグを繊細にアクションさせて狙う事には向いていません。

パワー

ルアーロッドでは、UL(ウルトラライト)、L(ライト)、ML(ミディアムライト)、M(ミディアム)と表記されているケースと適合ルアーウエイトをg表示とoz(28.35g)表示されているケースがあります。慣れてくるとUL、Lと言ったパワー表記でどんな竿か解ってくるのですが、始めたばかりの頃は適合ルアーウエイトのg表示を参考に選んでいきましょう!

ティップ素材

メバリングロッドで重要な要素である、ティップ素材。その違いと特性を説明します。

チューブラーティップ

その名の通り穂先がチューブ状になってます。まぁルアーロッド自体がチューブ状になっているんですがwチューブ状になっているため、反発力がありハリがあるのが特徴です。その反発力で積極的にメバルを掛けて行くイメージですね。

ソリッドティップ

チューブラーティップと異なり、中身が詰まった素材になっています。そのためしなやかに曲がり、折れにくいのも特徴です。その追従性でメバルの食い込みを良くしてくれます。

ポイントシチュエーション別オススメロッド

ここからはポイント別に使うべき竿のタイプとオススメのアイテムをご紹介しますね。「コスパが良いもの」と「ハイエンドモデル」、「アジングでも兼用できるもの」をご紹介。

防波堤、漁港、海釣り公園で使うオススメロッド

常夜灯周りや防波堤の際、防波堤の敷石の境目などを基本的には狙って行くので、ラインコントロールはあまり必要では無くどちらかというと繊細な誘いが必要なので、ショートロッドがオススメですね。使うリールサイズは2000番がベスト。

【コスパが良いオススメロッド】

漁港や常夜灯周りは比較的小さなメバルが多くスレている事が想定されるので、食い込みのいい柔らかさが必要です。その点このロッドはその柔らかさから吸い込みの弱いバイトもしっかりと追従して掛けてる事ができます。ソリッドティップ採用です。

【ハイエンドモデルオススメロッド】

カーボンロッドはカーボンシートを巻いてレジンという素材で接着しているのですが、レジンの量が少な位ほど軽くなり感度が上がると言われています。この竿はダイワの技術力で低レジンを実現すると共に竿のパーツの中で一番重いとされる、ガイドも金属ではなくカーボン素材を採用する事でさらに軽量化。スーパーメタルトップ採用でカーボンで実現できない感度を実現しています。

【アジングと兼用できるオススメロッド】

この竿のブランクスには50tカーボンと呼ばれる非常に硬度が高い物を使用してます。またティップ部分には30tカーボンソリッドを使用しており高感度を実現しています。この高感度と張りがアジングでも高次元な兼用を実現してくれます。

テトラ帯を狙う時にオススメのロッド

テトラ帯の場合はテトラ際に軽量ジグヘッドを正確にキャストしたり、着水後のラインコントロールが必要です。またテトラと海底の境目をボトムワインドで狙ったりするので、繊細なアクションも必要です。7ft〜7ft6inぐらいの長さがベストです。使うリールのサイズは2000番がベストです。

【コスパが良いオススメロッド】

長さは7.6ftでこの長さによって、テトラ帯でのラインコントロールを容易にしてくれます。ブリッジライクシートと呼ばれるシマノ独自のリールシートを採用し感度を高めてくれます。

【ハイエンドモデルオススメロッド】

シマノの技術力を凝縮したアイテム。岸際の繊細なアタリをしっかりと掛けるソフチューブトップ、沖のテトラと海底の境目をボトムワインドで狙いしっかりとアクションできる張りを両立しています。

【アジングと兼用できるオススメロッド】

トレカT1100Gという高強度、高弾性のカーボン素材を使用している為、高感度で強い竿。ティップ部分にはソリッドティップをセッティングする事によりメバルの繊細なアタリをノセる事とバット部に採用された素材によってしっかりをタメを作れるのでテトラに潜られる事なく引きずり出す事ができます。またアジングも高い領域で両立できるロッドです。

岩礁帯やサーフで遠投して狙う時にオススメのロッド

ロングキャストが必要な岩礁帯やサーフのポイント。必然的に選ぶロッドとしてはロングロッドになります。メバリングなので繊細な誘いがいが必要になるので、シーバスロッドやエギングロッドではやはり不向き。専用ロッドが必要です。この時に使うリールの大きさは2500番がベストです。あとこのカテゴリーは全てアジングでも使えるモデルになります。

【コスパが良いオススメロッド】

コスパが良い竿の代名詞、メジャークラフト。大手のメーカーのシマノやダイワはメインの売れ筋スペックについては、コストパフォーマンスが高いアイテムをリリースするのですが、こういったちょっとキワモノ的なモデルまでは出してません。。そのあたりをしっかりとフォローしてくれるメーカーですね。もちろん品質もバッチリ。このアイテムも「マイクロピッチクロスフォース」という製法が採用されており、キャストするときやアワる時に竿が捻れを抑えてパワーを逃しません。遠くで魚を掛けるシチュエーションにはバッチリです!

【ハイエンドモデルオススメメロッド】

エバーグリーンのマイティハンツマン。東レの高強度・高弾性率炭素繊維『トレカ®T1100G』と呼ばれるカーボンを使用することにより、軽量であり、かつ高弾性を実現し、キャストするとフロートがブッ飛んでいきますw長尺ロッドではありますが、自重が軽量なためロッド操作が繊細に行うことができ、強靭なバットパワーでメバルが根にもぐられないように手助けしてくれます。

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